やっぱり止められない
弟の物まで売っていた事で、その日の夜、私がAに確認のために話を始めると、主人が「3日前にパスモに入金するように言って渡した3000円はどうした?」と、言い始めました。
最近は帰りも早く、バイトにも行っているようだし・・・
私は、Aはもう行っていないと信じていました。
甘かったです。
主人の勘は当たっていました。
Aは主人に貰った3千円をパスモにチャージせず、それを持ってパチンコに行ったとアッサリ白状しました。
新台が出て、どうしてもやりたかったから。
と、言います。もう呆れるしかありませんでした。
たった千円でも手に入れば、それを持ってパチンコだかスロットだかに行ってしまう我が息子。
たぶん、Aがパチンコをやる理由と言うのは、儲けたいからではないのです。
ゲーセン感覚なのです。
新機種のゲームが出るとやりたくなる・・・子供の感覚その物です。
つまり、金はドブに捨てたように無くなっていってもAは良心も痛まないのでしょう。
主人は
「もうお前はパチンコ屋に就職しろ。
内定した会社は断って学校も辞めて、住み込みでパチンコに行け。家から出て行け」
と言います。
しかし、私にはAを家から出す覚悟は出来ません。
だって、Aは、金が無くなったら犯罪を犯して手に入れようとするのですから。
お金が無くなったら働かなくてはならない、と言う普通の人間の感覚とは違うのです。
主人は、「こいつが出ていって警察に捕まったら、それはそれで仕方ない」と言います。
しかし、Aの人生はともかく、次男の人生はどうなるのでしょうか。
子供がA1人ならば、私ももう人生全部背負う覚悟でAを追い出せたかも知れません。
犯罪者の弟となる次男の将来を考えたら、私はAに勝手にしろとは、とても言えません。
Aは、次男の物を盗んで売った事に関しても、何も感じなかったと言います。
人の持ち物は、買って返せば良いと言う物ではない。
その物に対するその人の気持ちや思い入れがあるのだ。
同じ物を買って返しても、それは同じ物ではないのだ。
そう言う人の気持ちがお前には解らないのか?
と聞くと、無表情に「わからない」と言います。
人の気持ちが解らない子。
心がない人間。
「ゲーム脳」
とは、こういう脳を言うのでしょう。
この子でも、小さい頃は、貰った物を大切にしたり思い出の物を取っておいたり、そんな部分がちゃんとある子でした。
いつから、こんな人間になって行ったんだろう。
しかし、この人間を育てたのは間違いなく私です。
何処かで間違えた。
でも、何処で間違えたのか解らない。
私は、今一度、「カウンセリングに行かないか」とAに言いました。
幸い、早くに内定したAには夏休みがたっぷりあります。
「パチンコをやめなくてはいけない、と言う気持ちはある。」とAは言います。
手を打つ機会は、もうここしか無いと思います。思っています・・・
※過去の事件の回想は過去の日付で更新しています。
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高校三年の息子を持つ母親です。人の物を取って売るまではいっていませんが、近い状況にあると思います。私のカードを無断で使い後から請求がきてわかったり、息子の名義の通帳から殆ど使っていたり、その都度わかばさんののように話はしてきたつもりです。中二の反抗期が始まってからその繰り返しです。取られない環境を作ることが第一といわれてもどこか息子を信用したい気持ちがあり、定期代を透明な袋に入れて置いていたものと生活費を二万円。これまでは自分がやったと認めていましたが、今回は人のせいまでにします。警察呼んで指紋とろうというと呼べばいい位の感じです。俺を疑うなら部屋を探せばいいといったので探しても現金が出てくるわけありませんよね。ただクレジット機能のついていないカードがベッドの隙間からでてきたのでそのことを問い詰めると知らない・仕組まれた・隣の工事の人間がやったんじゃないのと反省の様子もありません。息子もゲーム脳です。そしてカウンセリングを受けたほうがいいのではとわたしは思っています。途方に暮れています。2010年のブログを読んでコメントしています。現在の状況はどうなったか伺いたいのを含めどうしたよいのか相談したく書いています。返信をお願いします。